Python講座 / VS CodeでPythonコードを書いて実行する

VS CodeでPythonを動かすには、エディターの準備と実行するインタープリターの選択が必要です。プロジェクトのフォルダーを開き、その.venvを指定して、コード実行とパッケージ導入が同じPythonを使うようにします。

エディターとプロジェクトを準備する

Pythonの導入とプロジェクトの.venv作成を済ませておきます。VS Codeはエディターであり、導入しただけでPython本体がそろうわけではありません。拡張機能の画面でMicrosoftのPython拡張を探し、発行元を確認して導入します。

「File → Open Folder」でpython-labを開きます。単独のファイルだけを開くより、ターミナルの作業フォルダーや相対パスをプロジェクトの起点へそろえやすくなります。日本語UIでは「ファイル → フォルダーを開く」に相当します。

エディターとターミナルの環境確認は、仮想環境とpipでパッケージを管理するで扱う規則とつながります。

インタープリターとpipの場所を照合する

コマンドパレットでPython: Select Interpreterを実行し、.venv内のPythonを選びます。候補にない場合は実行ファイルのパスを入力します。その後、新しいターミナルを開いて確認します。

python -c "import sys; print(sys.executable)"
python -m pip --version

Windowsなら.venv\Scripts\python.exe、macOS・Ubuntuなら.venv/bin/pythonを想定します。既存のターミナルは以前の環境を引き継いでいることがあるため、ステータスバーの選択だけで判断しないでください。pipの場所も同じ環境の中かを確認します。

全体スクリプトを保存して実行する

expense.pyとして次の全体コードをUTF-8で保存し、プロジェクトの仮想環境を選んだターミナルでpython expense.pyを実行します。仮想環境を使わないmacOS・Ubuntuでは、実際のコマンド名に合わせてpython3を使います。

amounts = [3500, 8000, 2500]
total = sum(amounts)
print(f"total={total}")

予想結果です。

total=14000

通常実行とデバッグを比較する

ファイルを保存して、Python拡張のRun Python Fileで実行します。合計を計算した後の行へブレークポイントを置き、Pythonファイルのデバッグを開始します。変数の画面でamountsとtotalを調べ、一行ずつ進めて、出力と同じ14000になっているか確認します。

導入済みなのにimportできない場合はPythonとpipのパスを比較します。ファイルを開けない場合は作業フォルダーと名前、変更が反映されない場合は保存の有無と実行対象を調べます。json.pyやcsv.pyのように標準ライブラリーと重なる名前も避けます。

別の拡張機能の実行ボタンは、異なる設定を使うことがあります。最初はPython拡張のコマンドと選択したプロジェクトのターミナルでそろえ、差があれば実行経路を分けて確認してください。

VS Codeでプロジェクトフォルダーを開き、コマンドパレットの Python: Select Interpreter でそのフォルダーの .venv を選びます。新しいターミナルで下の二つのコマンドを実行し、Pythonとpipの場所がどちらもプロジェクトの仮想環境内にあることを確認します。既存のターミナルには以前の環境が残ることがあります。デバッグでは実行行の左にブレークポイントを置き、F5で開始し、停止行と変数を確認してF10で進めます。

python -c "import sys; print(sys.executable)"
python -m pip --version

動作と適用条件の公式説明:VS Code: Python environments · VS Code: Python debugging

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