Python講座 / WindowsにPythonをインストールして実行を確認する

Windowsでは公式のPython Install Managerを使ってPythonを導入し、バージョンと実行ファイルの場所を確認できます。すでにある環境を先に調べ、講座には独立した仮想環境を用意すると、別のプロジェクトとの混同を避けられます。

現在のコマンドと導入済み環境を調べる

PowerShellを開き、次のコマンドを一つずつ実行します。未導入のコマンドではエラーになることがあります。Get-Commandは、入力した名前がどのファイルへ解決されるかを調べるためのものです。

Get-Command python, py -ErrorAction SilentlyContinue
python --version
py --version

別のアプリに同梱されたPythonは、そのアプリが管理する環境かもしれません。既存環境を削除・上書きせず、使用中のプロジェクトを確認します。表示されたバージョンだけでなくパスも控え、仮想環境とpipで講座用の範囲を分けます。

導入後のエディターと環境の確認は、VS CodeでPythonコードを書いて実行するで扱う規則とつながります。

公式Install Managerを使う

python.org、または公式文書から案内されるMicrosoft StoreのPython Install Managerを選び、配布元と発行者を確認します。ダウンロードしたMSIXを開いて導入します。組織のポリシーで禁止されている場合は、その端末で承認された方法を使います。

古いターミナルを閉じ、新しいPowerShellで、この講座の基準となる3.12系列を指定します。

py install 3.12
py -V:3.12 --version
py -V:3.12 -c "import sys; print(sys.executable)"

py installは新しいInstall Managerのコマンドです。旧Python Launcherが同じpyという名前を使う環境もあるため、失敗を直ちに「その版が存在しない」と解釈しません。Get-Commandの結果と公式のトラブルシューティングを照合してください。画面や既定バージョンは更新により変わります。

プロジェクト専用の仮想環境を作る

新しい実習フォルダーへ移動し、選んだPythonで.venvを作成します。実行ファイルのパスを明示すれば、PATHやPowerShellのポリシーの事情で有効化できない場合にも使用できます。

mkdir python-lab
cd python-lab
py -V:3.12 -m venv .venv
.\.venv\Scripts\python.exe --version
.\.venv\Scripts\python.exe -m pip --version

ソースファイルはpython-labの中で、.venvの外へ保存します。.venvは再作成する対象なので、中へ作業原稿を入れません。別のパソコンには.venvをそのままコピーせず、Pythonと依存パッケージを用意し直します。

計算とパスを確認し、失敗を切り分ける

次の計算が14000を表示すれば、指定した実行環境でコードを動かせています。

.\.venv\Scripts\python.exe -c "print(3500 + 8000 + 2500)"

Microsoft Storeが開く場合は「アプリ実行エイリアス」と実際の導入状態を調べます。PATH変更後は新しいターミナルが必要なこともあります。管理者として全パッケージを再インストールしても、別のPythonを実行している問題は解消しません。

アンインストール前には、その実行環境に依存するプロジェクトや仮想環境を確認します。実行環境の削除とスクリプトの削除は別の作業です。ソースと依存関係の記録を、環境から独立させて保管してください。

複数のPythonがある場合は、新しいターミナルで py --help と py -c "import sys; print(sys.executable)" を確認します。従来のLauncherとInstall Managerでは管理コマンドが異なるため、表示されたヘルプに対応する操作を使います。古いPythonが選ばれる場合は、Windowsのアプリ実行エイリアスと実行ファイルの場所を確認してください。

動作と適用条件の公式説明:Python Install Manager / Windows

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