Python講座 / Pythonとは?特徴と活用分野

Pythonは、読みやすい構文でプログラムを記述できる汎用プログラミング言語です。ファイル整理、データ処理、Webサービスなどに使え、この講座では支出データの入力・検証・保存を題材に基礎をつなげて学びます。

Pythonを動かす仕組み

プログラムは、入力を受け取り、決めた規則で処理して結果を返す命令の集まりです。Pythonのソースを実行するプログラムをインタープリターと呼びます。拡張子を.pyにしただけでは、どのOSでも内容が自動実行されるわけではありません。

この講座の基本例はPython 3.12以降を対象とします。最新機能を網羅するより、データ型、条件分岐、繰り返し、関数、入出力という共通の土台を優先します。スマートフォンの画面や高性能ゲームの制作には、別の道具や設計も必要です。

用途 例 追加で必要になるもの
自動化 CSVを探して金額を合計する 入力ファイルと読み取り権限
データ分析 項目別に支出を集計する 必要に応じてpandasなどのパッケージ
Webサービス HTTP要求にJSONで応答する Webフレームワークと公開環境

エディター・ターミナル・対話実行を分ける

エディターはファイルを書く道具、ターミナルはOSの命令を入力する場所です。Pythonの対話実行は式を一行ずつ試す場所で、三つは役割が違います。python hello.pyはターミナルに入力し、print(...)はソースファイルかPythonの対話画面に書きます。対話画面のプロンプト記号をファイルへコピーしないでください。

実習専用のフォルダーを作り、ソースはUTF-8で保存します。コードと予想結果を手元に置き、実行するファイル名と保存場所を確認する習慣を付けましょう。環境がまだなければWindowsの準備またはmacOS・Ubuntuの準備を先に行えます。

最初のプログラムを保存して実行する

hello.pyという名前で、次の全体コードを保存します。プロジェクトの仮想環境を選んだターミナルでpython hello.pyを実行します。macOS・Ubuntuで仮想環境を使わない場合は、実際のコマンド名に合わせてpython3を使います。

name = "Python"
amounts = [3500, 8000, 2500]
print(f"Hello, {name}!")
print("total:", sum(amounts))

予想される出力は次のとおりです。例の英語はプログラムが表示する文字列です。

Hello, Python!
total: 14000

一つの値を変えて動きを追う

nameには文字列、amountsには三つの金額を並べたリストを入れています。sum()は数値の合計を返す組み込み関数です。初めから構文をすべて暗記せず、入力値が計算と表示へどう流れるかを追います。

8000だけを9000へ変えると合計は15000になります。8000へ戻し、文字列Pythonだけを変えると合計は変わりません。先頭へ不要な空白を足して字下げのエラーを見た場合は、その空白を取り除いて元の動作を確認します。

コマンドが見つからない場合は実行環境やパス、ファイルを開けない場合は現在のフォルダーやファイル名を調べます。エラーメッセージの最後の行から読み、インタープリターの選択とソースの場所を切り分けてください。

まずOSに合うインストール方法を一つ選び、プロジェクトごとに仮想環境を作ります。WindowsとmacOS・Ubuntuでは導入コマンドが異なりますが、その後のPython文法は同じ考え方で練習できます。

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