Python講座 / macOS・UbuntuでPython実行環境を準備する
macOS・Ubuntuでは、まずpython3のバージョンと場所を確認し、プロジェクト専用の仮想環境を作ります。OSの管理ツールが使うPythonを置き換えず、開発用の環境を分けることが大切です。
既存のインタープリターを特定する
ターミナルで次を実行し、どの配布元・導入方法に属するパスかを記録します。
python3 --version command -v python3 python3 -c "import sys; print(sys.executable)"
この講座の例はPython 3.12以降を対象とします。コマンドが存在しない、または必要な版より古い場合は、そのOSでサポートされる方法で開発用Pythonを用意します。/usr/bin/python3のリンクを勝手に置き換えると、OSのツールへ影響する可能性があります。
macOSでは公式インストーラーを確認する
python.orgでmacOS用インストーラーを選び、使用中のmacOSとプロセッサーへの対応を確認します。パッケージを開いて導入を完了し、新しいターミナルでpython3を再確認します。
複数のPythonがある場合、仮想環境を作るときに目的の実行ファイルのフルパスを指定すると曖昧さを減らせます。HTTPSの証明書エラーは、公式インストーラーに付属する証明書の設定手順を確認します。証明書検証を無効にしても、信頼設定そのものを修復したことにはなりません。
Ubuntuではディストリビューションのパッケージを使う
UbuntuでPython、venv、pipを導入する例です。提供されるPythonの版はUbuntuのリリースによって異なるため、最後に実際の版を確認します。
sudo apt update sudo apt install python3 python3-venv python3-pip python3 --version
必要な版に届かない場合は、対応するOSリリースや独立した開発環境を検討します。externally-managed-environmentというエラーは、OSが管理する領域と分離してインストールすべきことを示す場合があります。sudo pipや保護機能の無効化で回避せず、仮想環境を使用します。
実習フォルダーと仮想環境を作成する
新しいpython-labを作り、その中で実行します。すでに同名フォルダーや.venvがある場合は、用途を調べてから作業してください。
mkdir python-lab cd python-lab python3 -m venv .venv .venv/bin/python --version .venv/bin/python -m pip --version .venv/bin/python -c "print(3500 + 8000 + 2500)"
最後の出力は14000です。source .venv/bin/activateで有効化し、deactivateで抜けられます。有効化は現在のシェルがコマンドを探す順序を変える操作であり、上の例のように.venv/bin/pythonを直接呼ぶこともできます。
venv作成に失敗する場合は、選択したインタープリターに対応するvenvのサポートを確認します。ソースは.venvの外に置き、環境を再作成しても消えない構成にします。依存関係の記録と再導入はpipの使い方で扱います。
python.orgのmacOS用公式インストーラーを使った場合は、インストール先のPythonフォルダーにある Install Certificates.command の案内も確認します。これはそのインストーラーの証明書設定であり、すべての導入方法に共通するコマンドではありません。HTTPSエラーでは証明書検証を無効にせず、導入方法と証明書の場所から確認します。
動作と適用条件の公式説明:Python on macOS: installation and certificates




